黒ウコン生体水

黒ウコン(学名:Kaempferia parviflora)の生体水は「4-メチル-3-(1-メチルエチリデン)-シクロヘキセン」「endo-ボルネオール」「テレサンタロール」「カンファー」「テルピネオール」が主な揮発成分になります。
※原料・収穫地・収穫時期によって、成分が異なります。

原料情報は下記の通り。
原産国:タイ
英語名:Black Ginger / Black Turmeric
学名:Kaempferia parviflora
原料部位:根茎・塊根
原料仕入先:自社農園(無農薬)
収穫時期:10~12月
分析:臭気分析
揮発成分数:54
効能:鎮痛作用、鎮静作用、去痰作用、抗けいれん作用、殺菌作用、抗炎症作用、消毒作用、駆虫作用、肌への効能、ニキビの改善、抗炎症作用、脂性肌を整える

タイでは黒ウコンの事を「クラチャイダム -Kura-Chai-Dum-」と呼びます。
ただ実際、黒ウコンはたくさんの種類が存在します。クラチャイダムはその中の一つの固有の名称になります。
また、日本と中国の間では、ウコン関連の名称が逆転しています。
日本ではウコン<>中国では姜黄(生姜)
日本では姜黄(生姜)<>中国ではウコン
上記の事もあり、英語名もあいまいになっています。
私どももBlack Turmericと呼びますが、正しくはBlack Gingerとなります。しかしながら、普及している名称はBlack Turmericなので、私どもはこちらを採用しています。

私どもの真空固液分離機で分離すると生体水と生体粉末となるのですが、今まで生体水という概念がなかった為、生体水にどのような効能があるか不明でした。しかしながら、臭気分析を行う事により、どんな成分が含まれているかが分かり、その一つ一つを調べると、生体水にどのような効能が含まれ、特に~に効くだろうという結論までたどり着くことが可能になります。
黒ウコンは「ボルネオール」「カンファー」といったニキビ・抗炎症作用のある成分が少々強く出ています。今までの生体水で機能性の傾向は想像できますが、成分の多さには驚かせられますが、得に驚く突出成分があるわけではありませんでした。しかしながら、黒ウコンの生体水の効能は、たまたま特出した効能を見つける事が出来ました。

私がはじめアロエベラの皮膚の効能を試していた際に、腕の傷痕を画像に残していました。
その数すぐに、黒ウコンの生体水をテスト製造した際に、タイスタッフより大変肌に良いと聞いた事、実際に試すと、肌に大変馴染んだ事もあり、黒ウコンの生体水を顔に、余りを手に刷り込んでいたのです。
その3週間後に、腕の傷痕が薄くなっているように思い、アロエベラの際に撮った画像を思い出し、見比べてみたところ、確実に傷痕が薄くなっていたのです。
その後、スタッフに試させたところ、同様の結果と、また別の効果も現れたのです。

下記は、肌への効果をしばらく試したところ、予想外の効能が現れました。

1年以上消えなかった傷(怪我した時期は不明)
黒ウコン生体水を顔につけ、手のひらに残った生体水を腕に刷り込んで使用。
*1回に約1ml
3週間後の傷跡

未使用時
3週間後

ニキビ痕(タイスタッフ)
黒ウコン生体水を洗顔後の顔に使用。
3週間後のニキビ痕

未使用時
3週間後

傷痕(タイスタッフ)
黒ウコン生体水を膝に使用。
3週間後の傷痕

未使用時
3週間後

やはり、機能性成分とは、突出成分によるものと、他成分のバランスの2パターンが考えられます。今回の黒ウコン生体水は他成分のバランスによるものではないかと思います。

現在は、タイ会社にて、化粧品として販売中。
また、よく引き合いのある原料の一つでもあります。

弊社製品は、*真空固液分離という製法で分離している為、植物のみの製品となります。その為、大人からお子様・ペットがいる室内で、安心してご使用できます。