真空固液分離とは

真空固液分離とは、近年日本で発明された特許技術です。
釜内を真空近くまで減圧し、釜内の水蒸気分圧を下げ、水分の沸点が低下し、
原料の持つ液体(細胞水)の蒸発速度が加速され乾燥を速めます。その際、蒸発した液体は、再度液化させ、回収タンクで集められます。

■特徴
約37℃(早いもので30度以下)という低温で、蒸発が始まる為、熱に弱い成分なども壊れずに残る。
溶媒や加水も一切使用せず原料そのものだけで、液体と固体に分離する事が可能。
・従来とは異なる方法により、長時間操業しても大変壊れにくい。

■用途
・再資源化/残渣処理:野菜や果物の廃棄物を新しい素材へ
1)加工食品
2)化粧品
3)医薬品
4)サプリメント
5)飲料
6)フレグランス
・減量化:廃棄物から水を分離させ容量を減らし廃棄コストの削減へ

転載不可
FED-50
-最小サイズのパイロットプラント-
性能:
・釜内50リットル
・回収タンク20リットル(変更可)
・24時間連続稼働可能
※50リットル~1500リットルまであり

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加